過去の医療相談

父の病についてのご相談

質問
父は80才になります、心臓が悪く、肥大しております、3カ月ほど前に心臓に水が溜まっていると言うことで 入院し、利尿剤により水を抜きました、退院し自宅に帰ったところ、足のふらつきが激しく、少し記憶も悪く 成って居りました、それも回復していたのですが、この数年、食事を戻すと言う不思議な 現象に見舞われていました、しかしながら食欲は落ちず、一部は胃の中に残るようで 体力的にはまだ余力が有るようでしたが、この1カ月体力の消耗が激しく、再度入院 点滴を受けています。今までの先生によると、点滴は心臓に負担が係り宜しくないとのことでした、 此処でお伺いしたいのですが、食べた物をあげると言う現象は治らないのでしょうか 胃の検査、薬の種類は色々試しましたが駄目でした。 もう年ですが、頭もしっかりしており、少しでも長生きして欲しいとご相談に上がりました。
答え
確かにご高齢の方の場合は点滴は心臓に負担がかかりますが 在宅で栄養の管理を行う方法であれば自宅でも管理は出来そうです。 但し,この場合にはお近くに往診で管理していただける医師や看護婦さんが必要です。 食べた物をあげると言う現象は原因が特定できないと治るか治らないかについて言えません。 この数年も続いていると言う事が気になりますが回数が増える様であれば,脳のMRIやCTの検査も 必要かも知れませんね。 胃の検査、薬の種類も色々と試して駄目な場合に通常は心身症と言う精神科や神経科などの 疾患も鑑別しなければなりません。 いずれにしてもご入院されて居られるとの事なので,色々と調べているものと思いますが? ご参考まで。