外来の裏話

カルテNo,39 えっ?スッパタカになった?

患者
22才のアメリカ人女性
主訴
おりものが出る
ストーリー
初診の患者さんのアメリカの女性が「三日前からおりものが出る」として来院 もちろん,初めての来院で日本にも来てから1ヶ月と間もない. 日本語の先生として活躍しているらしい. 診察室から検査室へ案内し,「服を脱いでお待ち下さい」と説明をし,数分後に戻ってびっくり. ベットに何と何を勘違いしているのか色白の美人がスッパタカのまま恥ずかしそうに横になっているのではないか? 笑いをこらえて毛布を掛けて上げさっさと検査を済ませた. 検査結果が出るから3日後に来院するように言ったがとうとう来なかった. それが原因で風邪でもひいたのかも知れない.
考察
英語の診察は問題がないので言葉の問題ではない. 日本人でも時々全部脱ぐのですかと聞かれる場合もある. 病院へ行くと脱がされると言う先入観と緊張感が原因であろう. 全身性の皮膚科疾患か手術でもないかぎり,全裸になる事はまずない. この患者が帰った後,もしかしてこの方は体に自信があったのではないか? なぜ,誉めて上げなかったのだろう? もし,この方が50才だったら? もしかして誘惑? 以来,検査の前にパンツだけとか下半身だけ脱ぐようにと説明しているが,当たり前の事をいちいち言っても他の患者さんには一言多いセクハラの先生と思われているのかも知れない. 現在,日本語と英語で検査室に書いておくことを検討している.