過去の医療相談

びまん性細範気管支炎

質問
今、36歳の女性です。22歳の時に突然呼吸ができなくなり・・・色々な病院にかかりました。その結果、びまん性細範気管支炎で、あまり長くは生きられないとの事でした。 そのときから、ストメリンDとステロイドと抗生物質の点滴との付き合いをしています。 30歳までは無理だと、言われましたが26歳の時に子宮頚部癌の2期で全摘出をしました。 それから・・・10年とても外見からは創造もできないほど元気に生きています。仕事もしてます。風邪などひくと、とてもつらいですが、点滴をしています。 また、最近は心臓の動悸がはげしくて上室性頻脈と言われましたが、とてもせつないです。 総合病院にかかっているので、各科をまわされて各科ごとに言い分が違いとてもつらいです。 また、以前の先生は「エリスロマイシンを飲んでみよう!」といわれ1年のみました。 その後、その先生がもとの病院にもどられ別の先生がきたら「そんな病気はいまどきないよ」 と、いわれ「ステロイドで治そう」とのことです。 はっきり言ってどうしていいのかわかりません。今日も近所のクリニッックで点滴をしてもらいました。 根本的な治療はないのでしようか??? 今後もずっとこのままの状態なのでしょうか?? よいアドバイスをおまちしています。
答え
びまん性細汎気管支炎の事と思いますが,この病気は徐々に肺機能の低下するとされています。 しかし,14年前の診断でもあり,経過からも考えにくいのではないかと思われます。 まずは,鼻な喉の調子も含めた呼吸器全般の再点検が必要かも知れませんが耳鼻科の先生のご意見も知りたいところです。 また,上室性頻脈とは一過性であれば何らご心配は要りません。 基本的には元気に仕事をして居られるとの事ですから風邪を引かないように気をつける事が大切です。 各科をまわされて各科ごとに言い分が違うと言う事よりも病状が変わっていくからではないかと思います。 抵抗力が弱まった時に風邪などを引きやすくなりますので,よく食べてよく休んで楽しく過ごす事も必要です。 なぜならば,不安で居られる事自体が風邪ひきやすくなる原因ともなりうるのですから。 ご自分の疾患名は正確に知っておく事も大切です。個人的には薬に頼りすぎる事には消極的です。 多くの疾患は病は気からですから。 何でも気軽に相談できるかかりつけの先生をお近くに見つけておくと一番安心ではないでしょうか?